Corollaryは必然に。

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2022-01-01から1年間の記事一覧

謎の2つの関数を使ってガウス積分を求める

#今日の推し関数は次の2つの関数です。\begin{align*} f(t)&=\left(\int_{0}^{t}e^{-x^{2}}dx\right)^{2}\\ g(t)&=\int_{0}^{1}\frac{e^{-\left(1+x^{2}\right)t^{2}}}{1+x^{2}}dx \end{align*}どちらも$x$で積分しているので、$t$の関数となっていることに…

周期関数の和は周期関数とは限らない

#今日の推し関数 はこちら。 こちらの関数、「周期関数の和は周期関数である」の反例となっております。今回は$\sqrt{2}$を選びましたが、お好きな無理数で成り立ちます。問題$\alpha$を無理数としたとき \[ f(x)=\sin x +\sin \alpha x \]は周期関数ではな…

x=0の周りのTaylor展開がまっったく収束しない関数

何回でも微分可能で、マクローリン級数の収束半径が0の例を紹介します

【作図】3次関数の変曲点を取り戻せ

3次関数の変曲点を盗まれたので作図します。

【振り返り】すべての自然数を「±2±3±5±…±(k番目の素数)」の形で表す

先日、オンライン整数列大辞典に載ってない(載せた)定理を証明した記事を書きました。 corollary2525.hatenablog.com2022年6月13日の学びカテゴリーの人気エントリートップ10くらいになるほど多くの人に読まれているようです。ありがとうございます! b.ha…

すべての自然数を「2±3±5±…±(k番目の素数)」の形で表す

オンライン整数列大辞典の未解決問題を解いてみました